そのとおり!!
しかーし!!
子供は、アメリカで暮らしていれば、脳みそも柔らかいし何でもすぐに覚えるから、1年も経てば自然に英語を話せるようになるんだろうなぁなんて思っていませんか?か?か?
私は思っていました。
ところが現地校(海外で地元の子供達が通う学校のこと)に通い始めて実際に1年経つ頃、そうでもないらしいと言うことに気がついたのです。。。
うちには子供が3人いますが三人三様。
今でこそ3人とも英語を話せるけど、程度にはずいぶん差があります。
うちの子供に限らず、周辺を見回してみるといろんな子供達がいます。
何が子供達の英語習得の差の原因なんだろう、と考えてみると、確かに人それぞれなので、個人差があるのは当たり前だけど、あえて私なりに、分析してみると次の3つじゃないでしょうか~。
・年齢
・環境
・性格
・年齢は、低いほどいいとは限らない!
“母国語がしっかりしてからの方が第2言語を習得しやすい”
と聞いたことがあります。
うちの一番下の子を見ると納得ぅ!!
4歳になってすぐにアメリカに来たうちの次男君。
バイリンガル教育を始めるのは、早ければ早いほどいいと言う風潮のある日本で、渡米前は一番の期待をになっていたのに、日本語もちょっと遅いなと思っていたら英語も遅かった・・・・
しかも今は両方怪しい~。
英語の方がましかも。
彼が日本語でしゃべっている時は、時々親の通訳(正しい日本語に直す)がいります。
・環境は、学校選びにもよります。
うちの場合はわざと日本人のいない学校を選びました。
これがうちの場合は正解でした!!
日本人が多く住む地区の現地校には、やはり日本人がたくさんいます。
外国人が多い学校では、ESLの体制が整っているなど良い点もあるけれど、大人たちと同じで、学校で日本語しかしゃべらないと言う事態も起こりえます。
新しく入ってきた子には日本人の子が世話役としてついたりする学校もあるらしいのですが、中にはその世話役の子にずーっと頼りっきりになってしまう子もいるようです。
・性格は、やはり明るく社交的なほうが英語の伸びは速いと思います。
どの性格が良くて、どの性格が悪いと言うわけではありませんよー
英語をしゃべり始めるのが早いみたい、ということです。
英会話って、大人も同じ、どれだけ多くしゃべるかでしょ。他の子友達とたくさん英語での会話のある子の方が早く延びるのは当然でしょう~
それに、積極的な子供達は、どんどんアメリカ人の中に入っていけるので、日本人の多くいる学校にいても、アメリカ人の友達ができ易いようです。
うちの長男君がそうです。うちの場合は周りに日本人の子供がいないせいもあるけれど、彼は根がひょうきんなのですぐに友達がたくさんできて、早いうちに英語も不自由しなくなりました。
彼に比べると、上の姉や、下の弟はチョッとおとなしめなので、学校でもおとなしくしているらしく、特に仲の良いお友達もいないので、普段の生活に困らない、授業にもどうにかついていける英語力はつきましたが、しゃべるとなると、突っ込んだ話は難しいようです。
あ、でも姉と弟はゲーム命なんで、ゲームに関しちゃ英語で突っ込んだ話もできるみたいです。逆に私には何の事だかさっぱり・・・・
だからと言って、おとなしい、どちらかと言うと引っ込み思案な性格の子供を無理して日本人のいない学校に入れちゃったりすると、ほんとにその子が一人ぽっちになってしまう恐れもあります。
よっぽど世話好きなアメリカ人の子供が同じクラスにいればいいんだけど。。。。
学校選びはいつも重要な課題ですね。
いずれにせよ、子供もみんなすぐに英語がしゃべれるようになると言う訳ではありませ~ん。
子供達も頑張っているんですよ。
ただ一つ大人と違うのは、5年も住んでりゃ子供達は大概それなりにしゃべれるようになる!
と言うことかな?
学校に行かなくちゃいけませんからね~